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2009年5月 1日 (金)

ブルーレイ、フルHDの偽表記問題

以前
http://shiruou.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/hdv-8c95.html
で書いたのですが、
最近ブルーレイのAVが増えてきました。
ハイビジョンといっても、二種類あるのが問題だという話
(AVCHDはもっとややこしいので外します)
1080x1440のHDVと1080x1920のフルハイビジョン
表記上はどちらも1080iとなります。
違いは走査線の本数の違いだけ
この数字だけ見ると4:3と16:9の違いのように
見えますが、同じ16:9です。走査線の違いを
このように表記しているから勘違いが多発しています。

アメリカはじめ欧米のデジタル放送が1080x1440に統合
されてしまったので、フルハイの旗色が非常に悪く、
まともなのは日本のBSハイビジョンだけといっても
過言ではない状況なので、メーカーもカメラを開発しても
なくなる可能性が大きく、困っているのが現状です。

日本のフルハイはBSデジタルで見ることが出来ますが、
実はカメラがフルハイでないHDVであることが多い
さらには、4:3のDVをアップコンしている場合も非常にある。
これはロケの問題だと思いますが
フルハイでまともに写るカメラは高すぎ大きすぎで
スタジオで定点撮りしかできない

だから王様のブランチのスタジオ画面か
ワールドビジネスサテライト、各番組間のニュース
くらいしかフルハイはないでしょう。

全編フルハイはNHKの世界遺産かシルクロードとか
そういうのしかないです。

なぜそういうごちゃごちゃの状態でも偽表記のように
「フルハイ」というかというと、放送時にフォーマットを1920に
あげているからです。
これは偽装といわれても仕方ない
元が1440や856なのを拡大しているだけですから
同じことがブルーレイでも増えています。特にAV。

HDVで撮影しておきながら、
ブルーレイが1920なのをいいことに、
フルハイと謳っている商品がかなりある、というか
殆どそうらしい。

先日友人とその件で話をして、フルハイを借りたい、と
言ったら「そのフルハイのカメラを使っているメーカーなんかあるのか」
と聞くので、何社か教えたら、ご丁寧にスタッフに聞いてくれたらしい。

向こうの話では、カメラは全部「HDV」だといわれたと。
この時点でフルハイではない。

そもそもHDVはDV互換があるので、編集器やテープまでDVと同じものが
つかえるのだが、フルハイとなると、全部入れ替えになってしまい
かねないのでそう簡単にできないのだ。
しかもなくなるかもしれないカメラシステムを何百万もかけて入れ替える
余裕なんかないだろうし。

某AVメーカーがブルーレイ工場ラインを作る計画があるという話だが、
もしそうなったとしても、素材はHDVでしかないであろう。
制作会社の経済危機が酷すぎて、メーカーがフルハイ入れたくても
下請けまでフルハイを導入できるわけないし
納品も出来ないだろうし、納品時のミスも
多発するだろうから
だいたい今でさえ金がなさ過ぎてDVでしか撮れない制作ばかりなのに。
将来やモザイクのことを考えたら、HDVの方が楽なのです。
ミルキーのモザイクは以前の6段階から17段階まで濃さを調整できるように
なりましたから、それだけでもいろんな明るさやサイズに対応できる。

問題は、お客さんもそれをわかってないし、
メーカーもごく一部しかわかってない、
規格もごっちゃでいいという話になっている。
だからHDV作品に「フルハイビジョン」と表記された
ブルーレイが発売されてしまう。
今ではどっちかというと交通事故レベル。
でも将来この傾向が続くとよくないと思う。
どれがHDVでどれがフルハイか、わからないまま
全部フルハイと表記されたら、わけがわからない。

だから、ブルーレイにフルハイと打つなら、最低でも
カメラがフルハイ、編集がフルハイと書くべきなのです。
それが書いてないなら、どこかがHDVである(殆どはカメラ)
とわかります。
うちのブルーレイはHDVなので、フルハイと書いてません。
ところがよそは平然とこんなことをやっている。
まじめに勉強するのがバカらしくなり、ちょっと腹が立った。

HDVは高画質から低画質までいろいろカメラがあるのですが、
フルハイは(安く出来ないので)あまりたくさんありません。
そういう意味ではHDVで高画質を実現するのはかなり難しい。
その辺を実現しているのがHFDR-02ですから
見てもらえればわかるのですが。

HDVでもカメラの操作がかなり変わり、ハンディで撮ると
問題が出てしまう。これはお客さんにしか
わからないので、現場ではそうとう苦労するはずです。
VX1000から続いたハンディ撮影の時代がとうとう終わったというのに、
いまだにそのスタイルから離れられない監督やカメラマンは、
非常に苦労すると思います。
今はベーカムの時代にまた戻ったと思うべきでしょう。
それはカメラの問題というよりも、エンドユーザーの問題になりますから
分かるまでは時間がかかると思います。
VX1000からしか知らない人は淘汰の時代にはいったと言うべきか。

フルハイと表記する場合は、カメラデータも表記すべきである
こう規格してくれると偽表記の問題は解決されそうですが
フルハイもHDVも50インチまでは殆ど変わりがないという
フォーマットのいい加減な点がそもそも問題ではあるのです。

ミルキー月額会員のビットキャッシュ化はもうすこしかかりそうですが、
一応進んでいます。決まりましたら、また告知します。

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