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2009年9月18日 (金)

ノリピーに物申す

のりぴー!
お前のせいでチャングムが見れなかった!
責任を取れ!


はーすっきりした(笑

不景気構造の話はお店側のお話ですこし
わかりづらかったかもしれないので補足を。

今のDVDセルショップさんというのは、相当厳しい状況におかれていまして、
だのに仕入れだけが委託販売でやたらと融通が利く状況にあり、
年々店舗側のわがままが通るよう、
問屋側が全面的に至れり尽くせりになってきたために、
延命がどんどん進んでいる面があります。

ただ、この至れり尽くせり何でもタダみたいに仕入れて
資産にもならず、10年でも腐ることもないし、
売れないと見たら好きなだけ返品できる、
下手をすると不良在庫をライバルメーカーの仕入れ価格で
買い取ってくれちゃう、
仕入れたら問屋さんから営業が来て、売れるように勝手に
並べてくれる。検品もしてくれる。
店長なんか時給いくらのバイトで十分だ。
回転率のいい商材を並べ替えれば、
場所と家賃と電気代で勝負。

なんかまあ神様みたいなシステムがこの業界にはあるわけです。

このシステムにぬるま湯のようにつかりきった商売、
これいいか悪いかはおいといて、誰にも影響が出てないんですかね?

このシステム、製作部門に影響が出ています。
要するに問屋がこの営業手間賃を店舗側に負担させなければ、
売れる限りは自己負担する。
しかしながら一人当たり30万だの40万だのという月給を払うならば、
人数に応じてそれなりの売り上げが必要になってくる。
平均40万、30人なら毎月1200万の人件費が最低かかる。
これに交通費とか、実績手当てとか、ボーナスとか。

店舗の実売だけに頼っていると、売り上げが
変動してしまう可能性もあるから、
保険としてメーカーの仕入れ価格を下げることになる。
仕入れ価格というのは慣例があるから、簡単には変えられない。

どうするか。

手数料名目で、メーカーからその分のフローをあらかじめ取ってしまう。
メーカーからはキャッシュが減ってしまう。
さらに審査料、シール代、仕上げ代等など、
実はメーカー側にとっていろんな不明確な手数料がある。
店側に負担がないと大体メーカー側にかけています。

こうなると、メーカー側は制作費が削られてしまう。
全体に等しくこんな金額がかかると、
全体の制作費が減って、商品が面白く無くなりますよね。

仕入れの金額だけを重視した安物製造品に魅力が無いのは、
どの業界を見てもわかる。
イツまでも21歳の商品なんて、実際チャッチ過ぎて
買おうとも思わない。
あの行列、私には炊き出しに見えて困る。

商品自体に魅力が無くなったら、業界そのものが売れなくなるし
売れなくなると、回転のいい、目新しい、客受けのいい
商材だけが売れていく。

その利幅の少なさに気づいたときはもう遅く、
付いたお客さんは「そういう商材を売る店だ」、
と刷り込みが完了している。
デフレか特定問屋のアンテナショップ一直線。

この仕掛けのうまいところは、被害者は
メーカーだけであるということです。
お客さんや、店舗に得体の知れない手数料なんか
かけると、現金もないし嫌がられる。
社会問題になりやすい。

お金がほしい、成功したいメーカー希望者から
それを初期投資として取ってしまえば自己責任。
これ、意図的にやれば投資詐欺と同じですな

売れなかったら恥ずかしくていえないし。
メーカーなんて、今までお客さんをうまくだまして擬似だの
お手軽だのやって来たと誤解されている部分もあるから、
お店もお客もあまりネガティブにはならない。

ただ、この痛みが巧妙に隠された神様仏様のような商売が、
続くことにだれも違和感を持ってない。
どころかそれが当たり前である。

無理なんだって。実際そんなの。

このシステムで売れたりしてしまうと、
お店の担当者の価値観に著しい偏差が生じて
とばっちりで売れないことにもなりかねない。

お客さんがほしくない=売れないではない。
ポルノDVDでほしい商材が無いからといって、
わざわざ発注かけるお客さんはほとんどいない。
ほとんどは無ければフラっと帰っていく。

売れない=商品が見つからない
実店舗ではこの事例がかなり多い。

ネットが伸びるのはそこにあるから。

この「売れ方」は実際メーカー/ジャンルによって千差万別なので、
委託でその店舗の担当者のバラバラの価値観によって
日々適当に「売れる売れない」判断されてぽんぽん返されたら、
メーカー側としては困るのです。
そういうのは買取でおたくもリスク負ってやってくれよと。

あまりにゼロリスクに偏ったこの業界。
amazonや配信という別の世界の黒船に
飲み込まれてしまうんじゃないかと
不安ではありますが、
仕掛けの裏にある価格というのは
どの業界にもあるので、それに対して無頓着な人は、
やはりうまくいかない。

結果は、はしごを外されたときにわかるので、
そういう時どうするかは、毎日悩みぬいて
導き出すしかないですね

よく漫画家が締め切り前日に壁に頭を打ち付けて
キャラが語った、とかいいながら
アイデァを搾り出しますが
あちこちうろついたり、頭かきむしってネタが出れば誰も苦労しない。
私も何度もやりましたが、事実は違うんですよ。

期限がないだけ、それよりはましだと思います。

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