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2009年11月24日 (火)

喪乱帖を見てきた

連休に国立博物館で
喪乱帖を見てきました。
御物なので10年に一回しか見る機会がない。
三の丸尚蔵館にあるのですが
いつも見れないですよね

0451 画像もなかなか落ちてない

義之頓首喪乱之極
で始まる冒頭の帖は少し強いので、

示を得て足下の猶未だ可ならずを知る
ジヲエテ ソッカノ ナオイマダ カ ナラズヲ シル
で始まる最後の得示帖の方が短いしのんびりとしていて
しかも生活観がわかって好きです。

意味は図書館に行けば書いてありますが
他愛ないけど古代の人は電気もなく、徒歩なので夜明け前に
出かけて日が落ちる前に帰ることが多い、
レインコートも無く、霧深いので風邪を引きやすい。

手紙は断簡でも今の携帯一言メールの類に近い
王羲之は漢方薬を自分で煎じて飲んでいたらしい

というようなことがわかります。
これは10年に一度しか見れない上に、
快雪時晴帖の次に古いといわれていて、
世界で一番王羲之の真蹟に近いと
いう話なので機会がある方はぜひ。
博物館では誰も読めないのでひっそりと説明もなく
飾ってあります。
だから図書館で書道図鑑のコピーをとっていきましょう。
「出」という字の独特の書き順
遅散、王羲之頓首
の連面は規格外で書き順を解体していくと面白い。

汁王さんは書道を習ったことはないので我流ですが
近所の「妙に字のうまいじじい」くらいにはなりたいですねえ。

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