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2010年1月 9日 (土)

満足度の問題

汁王子が昔のぶっかけシャワーズを見て驚いたようです。

汁王子いわく
「あれ、ぶっかけは最後の10分だけで、あとはほとんどフェラなんですね」
もうみんな知らないのかもしれない。
ぶっかけは女優さんが負担になるのでかけたらすぐおしまい。
一番安いテープが最初45分テープだったので、45分に合うように
作ったら、30分オナニーとフェラだけになってしまった。
(後に60分に拡大)
男優は素人なので、演技はできないから、たっているだけ。
いまだにベテラン汁男優やっている人も出ているし、
山形健氏や丹羽健介氏も出ています。
10年たつと相当環境が変わっていますね。
96年のクリスマスには、社長と汁男優の皆さんで
VHSにシュリンクされたとか。
これぞインディーズメーカーの姿だと思います。
(大体AVメーカーの社長は六本木でドンちゃん騒ぎする人が多い
ちなみに汁王さんはできない、もとい嫌いです)

当時はネット応募じゃなくて、電話して、履歴書書いて面接して
汁男優登録という流れだったので、呼ばれるのは非常に難しかった。
それでも上記のようにチンポが立っていれば後は足でたっているだけ。
撮影時間も毎回約2時間と非常に短かったので
午前中から7時間もかけて撮っていた女子校ものに
比べると、CP比はあまりに高い。
女子校ものはそれでも雰囲気という存在意義があったのですが、
現場にいない人にはなかなか伝わらないでしょう。

ただ、個人的にマニアだった汁王さんは、
そういう安易というか、商売に走りすぎて、
シンプルすぎる作り方には
「長期では支持を失う恐れがある」
と問題に感じていたので
ミルキーでは
「とにかく強烈なマニアが満足しすぎるほど行き過ぎたものを作る
誰がなんと言おうと徹底してやる」
ことをテーマに、不満点をすべて改善しました。

儲けという点では、かつてほど高価格でないのに
内容に妥協しないので減衰しているし、
マニアの満足度というのも、やりすぎて実はシャワーズ
ほどではないかもしれません。

だから、好き嫌いということは別にして、思い切って
ファンのリクエストや嗜好というのを踏みにじって
儲けに走っても、タイミングさえ合えば受け入れて
もらえる、といういい例を見させてもらいました。
夢はほっといて、まず頑固なまでに合理的でないと、だめ。
ネットの意見や安易なリクエストに振り回されるのはよくない。

その後のメーカーは、現実にかかっている手間、値段、時間、
皆さんがリクエストで引き合いに出す女優
最大値の話をしますと、

女優代ウン百万以上(実際は複数契約でもっと高い)
撮影日数 2日からパケ撮り別で3~4日
ジャケットや広報費人件費外注費100万ぐらい
撮影制作費:200から300万
審査、シール、プレス含め、都合700万はかかってしまう。

たとえ1万枚売れたとしても一時的に元が取れるけども、
顧客数がそれほど多くないので
膨大な中古が出回り、自分の首を絞め、
お客さんももっと、もっとになって、より
ハードにしないと赤字が膨らむばかりになっていく。
シリーズが長く続けば続くほど、要求水準が高くなる割に
実売が減って中古流れが多くなるので、平均利益は下がる。
どこかで手を引かなければいけないチキンレースになっていく。
やがて赤字黒字でしか商品を判断できなくなり、
ファンは蚊帳の外に置かれるけれども、
そのころになるとファンが不満をリクエストでかなりぶつけてくる。
チキンレースの中では、無視せざるを得ない。
ファンの不満は大きくなるばかり。
予算はどんどん減っていって、ジャンルが荒れてしまう。

10シャワーズ、確か全部で30万円行かないと思う。
毎回同じなので、水準は上がりもせず、下がりもしない。
女優の顔とかかり具合だけでお客さんは商品を選ぶ。
だから予算が膨らむ内容はどんな不満が来ようと切り捨てる。

なのに、通産売り上げとお客さんの心の中に生きている数は、
10シャワーズは伝説的に大きい。

なぜこうなってしまうのか?

おそらく立脚点が違う。
A:10シャワーズは、そもそもマニアモノは売れない。売れる数はいいとこ1000
お客さんはどんなに安くしていい女優を作っても、
買う数には限界がある。安くしても無駄。
という”お客さんは欲しい物を少数しか買わない
だから少数が満足すりゃOKマイペース説”

B:後発は、10シャワーズのようなマニアモノが売れて注目されたから
もっと豪華に作ればもっと儲かるだろう。
もっと安く、もっとたくさん作っても、薄利多売が成り立つはず。
という”お客さんはよいものを安く作れば無限に買う
だからできるだけ多くの人が満足するものを作らなければならない競争説”

に成り立っているのでは。
一部の満足したお客さんがいれば、あとは語り継いでくれる。
多くの人にあわせると、競争が激しくなる上に、薄くなってしまう。

ミルキーは、いまだにAです。
マニアは一定の数からある以上は増えない。
人口も所得も減るし、多売は中古市場にえさをまくだけになってしまう。
利益が減ると制作費が減って
水準を維持できなくなり、ファン切り捨ての擬似作品になってしまう。
だから多売せず、実売重視、競合無視でお客さんと対話していく。
一部のエキスパートなお客さんの安らぎの場。

Bの問題点は、お客さんの保管スペースと
中古市場を考えていないという点です。
安価なら中古には流れないという考えかもしれませんが
いくら新作2000円でも、中古が400円なら中古に流れてしまう。
お客さんの押入れはDVDで目いっぱい。
彼女や嫁子供に見つかったらえらいことになる。
だからあるところで捨てるか中古に放出するか、とにかく
新作がとまる。
押入れのスペースがわかりづらいところが
日本の赤字国債とよく似ています。
ただし、一時的にものすごく売れる分、豪華な作品が作れます。
ブランド焼肉食べ放題、という麻薬的な側面がある。
長期的にはお客さんも市場も不満だらけにしてしまうのですが。

ブランドや飽食に慣れきって、水準を維持できずに
添加物まみれ薬まみれ安価労働の第三国生産品で
見た目上、水準をかろうじて維持している今の日本は、これかもしれない。

で、中古DVD対策でメーカーがレンタルに流す。
レンタルに流すと、コンテンツの価値を毀損する。
モザイクの番手を変えると、審査機関の信用も落ちてしまう。
一国二制度は、リスクが高い。

「わかんなきゃいいんだよ」
と制作の人にはいつも言われていますが・・・

Aの問題点は、消極過ぎて売り上げが上がらない、という
一点につきますが、長くお客さんを満足させるには、
この方法が向いていると思います。
ただ、お客さんの絶対数に比例するので、知恵と時間が必要です。

また高額にも上限があるので、それを超えると
ご自分で作ってください、という話になりがち。
まあ、うちはAを貫くにはどうするか、もうひとつ別の考えで
今動いているので、うまく行ってくれればそれに
越したことはないです。
でも結構むずかしい。これでもう3年悩んでいる。

6544 6560
これも作らなければいけないんだけど・・・

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コメント

>スペルマぶっかけ7シャワーズⅣ
参考
http://pissnote.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/page33vhs-3c90.html

投稿: 汁王子@闘病中 | 2010年1月11日 (月) 15時02分

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