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2010年7月18日 (日)

動画フォーマットの話

動画のフォーマットがくるくる変わって困っています。

一昔前はMPGだったのですが、じきにMOV(MP4)になり、現在のWMV形式になりました。
DivXというのもある。
DivXはコーデックを持っていない人が多く、
性能の割りにサポートが大変で結局WMVに。
ところがWMVはエンコーダーによって画質が大きく変わる。
コーデックの不対応はブロバンでプレーヤーが勝手に探すようになったので
解決されたのですが、
次は大きなデータを扱えるようになってきた。

するとマシンスペックとグラボのパワーによって重過ぎるデータはカクカクするように。

重すぎる、というのは二つあり、
フレームが多い。
レートが高い。
この二種類でフレームが多いのは一概に言えないのでマシン側で
対応してもらうしかないのですが
やっとサポートで「コーデックがなく再生できません」
「重すぎて動きが悪いです」
というプアマシンの問題が解決されたと思ったら、
youtubeがHDに。
HDエンコードというのは厳密に言うとWMVじゃないわけです。
WMVだと8Mレートのエンコードしても、とても重たくなります。
いろいろいじくらなければならない。

youtubeはストリーミングです、ストリーミングのほうが先にHDに
対応したわけです。これで事態は混沌とした。
実際youtubeのHDはデジカメ用AVCHDで使うMP4(MOV)のようですが、
このMP4をそのまままねてエンコードしても、やっぱり巨大なデータで
はっきり言ってダウンロードには向かない。
youtubeは画像のタテヨコサイズを小さくしているのかな。
1080iでなく1080pと書いてあるし。H264です。
MP4エンコードの工夫が必要で、通常は解像度をあげたFLVエンコーダが
必要になってきます。

で、エンコーダを研究するうちにうちの動画販売はWMVでHDと言っても
差し支えない レベルのコードを発見しましたので、
ストリーミングでなくDL販売ならHD化できました。

これは結構重要なことでして、今後DVDで発売される物も、
編集物はHDですからそれをDLで配信することが出来ます。
つまりHDは今後製造が大変で高価なBDよりも手軽でエンコードソフト次第の
ブロバンが先行していくわけです。
BD陣営はもっと危機感を持ったほうがいいですよ。

ブロバンのスピードがどのくらいこれから速くなるかわからないのですが、
ここからが問題で、
ブロバンがさらに高速大容量になると、
当然元のM2Tのストリーミング配信が可能になるかもしれません。
そのときWMVダウンロードは過去の遺物として時代遅れになる可能性があり、
DRMはさらに使えない技術になる可能性が高いです。
つまりDRMに金かけるだけ損と判断したので、うちは導入してないのですが
FLVストリミングはユーザーにとってDRMと同一のものとして語られることが
多いのです。しかしオリジナルHDが楽しめるとなると、
HDDが変わろうがIDPWがあればipadでも楽しめるストリミングの方に
一長がある

ここでもやはりアップルプッシュのH264とフラッシュがらみのVp6が
対立しそうな状況でして。


今は1080iの大容量データを配信するといくらなんでもビジーになりますから
会員制にしてトラフィックを分散するのが常道となるわけです。
これはメーカーにとってもいいことですね。
無料で楽しめるレベルというのは今後「誰でも手に入る情報」
「有料バーター広告」として
嘲笑の対象になっていきますから、
無料でしか楽しめない人はどんどん難民化が進むはずです。
おそらく2chなどの文章系コミュはこのギャップで格差混沌としていくと思います。

その前提だとうちもかなり低価格化する必要がありますが・・・

またエンコーダがさらに進歩するという選択肢もあります。
これはより軽いデータでもディスプレイの進化によってHDが
ケータイでも楽しめるようになるためで、
この線のほうが可能性が高いです。
世界中で導入可能だし、ケータイ画面は万国共通なので。
エンコーダはバカ売れするでしょう。
現在進行中のvp6がさらに進むとm2tを
どのように再生するか見ものです。
m2tはHDオリジナルMpeg2データですから、HDテレビ用なんですね。
30インチ以上100インチくらいの大きさで威力を発揮する。
それ以下ではあまり必要ないので、果たしてブロバン用に直接オンラインするか
といえば、可能性は低いかもしれません。
html上で自動エンコードしてくれるyoutubeのようなツールが出てくるのが早いかも。
ですからより小さく、フレームを間引きしても、ディスプレイをよりHD画質化して、
(PCディスプレイは30インチ以上をメインにすることはおそらくないはずなので)
グラフィックボードなどで補完すれば、データ自体は小さいから
大陸間配信でも出来るし、低消費電力化するPCのニーズにも合いそうです。

どちらが先でしょうかね。
ブロバンを早くする、というのは光を推進したい世界需要に当たるので、
youtubeHDスタイルのMOVを主流にするかもしれません。

とにかくテレビが10年かけて進歩すると、
ネットは3年ぐらいすぐ追いついてくる。
金がかかるのでTVを追い抜くことはないですけど、
TV開発は大変ですね。

フォーマットが変わるとまたエンコードしなおしです。
で、軽いMP4をエンコードできるエンコーダを探しなおし。

とっても面倒くさくて、一本丸まるやったほうが楽なんですが、
2時間のWeb動画というのも見るほうが大変。
結局、シーン割りになるのかどうか。

お客さんはあくまで2007年、2010年時点の身近な環境での使い勝手からリクエストを
してくるので、先のこと考えてリクエストなんてしてくれないわけですから、
今使いやすいものが5年後も使いやすいかどうかはわからない。

フォーマットやレートを変えると全部やり直しになるので
うかつには決定できません。

結局、10年位したら見直しをしないといけないんですが、DVDのアナログ作品という
のはHDに変えようがないので、困るのです。

10年ぐらいしたらお客さんの世代も端末そのものも変わっている可能性もあり。
windowsがなくなっている可能性もあります。
そのころのPCに果たしてOSが必要なのかどうか。
ケータイのように、別の端末がPC化すれば必要ないですからね。

どうしようか思案しています。
古い編集ファイルはまたキャプチャすれば
再度編集が出来るのですが、マシンやボードが
古くなってくると出来なくなる可能性があります。
そうなると新しいマシンで編集をしなおさなければならないので、
何があってもいいように古いマシンは一台だけ取っておかないといけません。
なのでうちは編集PCの博物館のようになっております。

ところで、ミルキームービーは外国の人もわかりやすいように
ドルにしているんですが、
あまりにドルが信用ならないので、円に戻すかもしれません。
21ドルの作品が1800円なので、相当安くなってしまいます。
1プライスじゃないのでレート勘案をしづらいんですね。
実際は86.5円とか言ってもTTBなので、+1円が銀行ですから、
うちはVISAと銀行に払う分がドルだと多いので、+4円ぐらい乗せたいのですが、
我慢していたんですね。

ただあまりにひどいと、仲介手数料を入れたほうがいいのか、
もう面倒だから円にしてしまったほうがいいのか、

これも難しい選択です。

ドル70円になるようなことがあったら、とりあえずレート調整をしますけど、
恒久的に続くようなら、円での決済に切り替える可能性があります。

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