« PSD-01 HD updated om movie download(1080UP!) | トップページ | 発売予定の新作SMK05 »

2014年2月16日 (日)

イヤホン考

オーディオの革新的革命が起きているように思います

円高なので今のうちにと昨年B&Wのイヤホンを買った
まだ以前の仕入れで安いところがある。海外品はあと7年はこんな円高にならないので
チャンスではないか

中古で買ってイヤーチップ変えてもかなりいける。


実は編集用のヘッドホンが最近のは頭を挟み込んでどうも圧迫感が強いので、
同じくらいの値段ならイヤホンでいいや、と買って見たら
相当音質がいい。
(無線ヘッドフォンも考えているのだけど、モニター感がわからないのでまだ実行していない)
スマホで聞く際はイコライザーで調整すればかなりよくなる。

馬鹿にしていたけれど、いろいろ考えたらこれは怖いのじゃないかと思った。

今は10万円のイヤホンだってある。
たかがイヤホンに5万とか、10万とかバカじゃねーの?と思う人がほとんどだと思う。

しかし、”たかがオーディオに500万かける人”にとって、

500万のシステムが10万から5万のイヤホンで代替できるとしたら、どうだろう?


イヤホンのレビューなどいろいろあるけれど、みんな観点がずれまくっていて
iphpneのmp3でイヤホン聞き比べ、みたいなことをしているけど
それではまったく意味がない。

およそケーブルだのビデオカメラのフォーマットも全部このカタログの読み違いでおかしくしている。
ハンディカムレンズ、民生サイズCMOSでクソ照明の対物を4:2:2 50mbpsフルハイで
撮ったって、業務機のAVCHDにも及ばないのと一緒で。

雪道でAMGのタイヤの乗り比べとか、最高級の刺身をカチカチに焼きまくってしょうゆ漬けにして、
味比べをしているようなものだ。


まずオーディオにおける音質の大前提を述べると

CDの音質は悪い。
レコードの音質はよい。
となる。
レコードは周波数の全域が入っているのに比して、CDは可聴帯域のおいしい部分以外の
上と下の周波数を切ってデジタル化しているからだ。
そこにはノイズがあるから、上下ぶった切ったらきれいに聞こえるのだが、原理主義では
ノイズも含めて音質が評価されるらしい。

したがってCDの音質はノイズも切れたきれいな音に、聞こえる。

これをいい音というかフルスペックでない音だからだめだ、という話になると
私は能力が劣っていて、レコードの溝を読んだり、可聴帯域全域を聞き取れて
音楽に集中できないということが不覚にも出来ないので論外とする。

編集のときは”音”を聞くのでモニターSPがいるけれど、音楽のときはそれほどこだわらない。

ただしモニターSPは高音が強いので、イヤホンやヘッドホンは今まで使わなかった。

その前提でデジタル音楽の音質の追い込みをする、とは

まず部屋のサイズ、床の材質を決める。

部屋のサイズに合った音量を決める。

その音量に応じて大体のスピーカーのサイズを決める。
(フローリングの床に小型スピーカー置いたらキンキンして低音でないし、
小さい部屋に無理に大きいSPを入れると低音で電球がびびったりしてかえって耳障りになる)

その音量を十分にならせるアンプを選択する。(必要な大きさのSPを鳴らすのに、ボリュームを
ちょっとしか動かさない、ボリューム選択域がやたらとシビア)とか
目一杯上まで回さないとボリュームが出てこない、とかは使いづらい

アンプに見合ったスピーカーメーカーを選ぶ。この時点でSPサイズを多少変えてもかまわない。

二つが決まったら、プレーヤーを選択する。レコードの場合、レコードプレーやから決めたり、
音楽から決めたりウルサイ向きが多いが、CDはCDプレーヤーから決める必要があまりなくなった

この”相性”を確かめる作業がオーディオの醍醐味であった

かつては好きなCDプレーヤーから追い込んでいくのが定石だったけれど、
日本のオーディオメーカーがほぼ全滅し、輸入アンプ、輸入SPがほとんどになったので、まずは
アンプ、SPから決まってしまうことが増えた。

逆に640Mしかはいってない紙切れのようなデータのCDは、現在のCPUであれば
再生機器の情報処理スペックが高すぎて
日本のメーカーのものを買っておればそうそう音質が変わることはない

今のPCで640Mのデータのダウンロードやアップロード、加工や変換にどのくらいの時間と手間が
かかるかと考えたら、CDだけは1987年で止まっているわけだ。
だから今、わが家にCDプレーヤーだけは存在しない。

CDPがなんでもいいのなら、スピーカー>アンプ>プレーヤーと攻めて行くとよいわけ。

90年代は逆で、まずCDP>アンプ>SPだった。それぐらいCDで音質が変わった。

実は今の携帯プレーヤーはこの段階にいる。


当時のCDP、どうすれば音がよくなったか、ここが肝心。

まず音がよくなる、とはノイズをはずすこと。
レコードをCDにすればノイズは消えるので、機器のノイズを消しこむ。

機器のノイズはほとんど回転体と電源からでる。
電源はバッテリー駆動が最高。
出来なければコンセント直結を使用する。あとは回転体。

CDは回転してレーザーで読み込むから、回転させないか、回転軸をしっかり作りこむ。

この機構、最近はVRDSに落ち着いたが、かつてはSONYがCDを固定して、
より軽いレンズのほうを回転させよう、とレンズ移動式のものを作ったり、
トレイがスライドする機構はロックできないから上蓋式のインシュレーター固定にしよう、
とかいろいろあった。
個人的にはデノンのαS1が一番好きなやわらかい音だったのだが
上蓋式は扱いづらかった。薄型テレビで一時的に楽になったけれど。
今は中古で随分安いと思う。

そんなこんなで回転する640Mデータ量でゴルフ場にでかいデジタル穴がわかりやすくあいているような
CDをしっかり抑えてきちんと読み込むのに数十万、数百万のコストをかけていたわけ。
今のブルーレイやDVDのように、デジタルの”1”がナノサイズであるのとは根本的に違う。

いまどきマウスだって赤外線レーザー使ってないでしょ。そもそも赤外線で読めるのに限界があると。
なのにいまだにCDだけは赤外線レーザーと戦っている。懸命に。
SACDが出ようとも、新作はともかく、旧作名盤は製品化のマスターがどうなのよ?という話。
いや、いずれにせよ回転する円盤にこだわっているのは同じ。

そのフォーマット前提を変えられないので、やれ軸受けにルビーだの、チタンだの銅インシュレだのやっていた。


そこが固まったら、大体はスピーカーや機材をつなぐケーブルに行く。

SPやアンプで高額なものは、ユニットはもちろんだけど、中の配線材が高額だ。
スイッチまで高額だったりする。
2000年代は基盤に使うチップや部品を高級にした。
90年代までは日本でも手に入ったが、やがて手にはいりづらくなり、海外製品の独壇場になっている。

そういうわけで、アンプやSPの中の配線を変える人はまずいないので、ケーブルにこだわるわけだ。

私はそんな大富豪じゃないので、7Nのケーブルを6mとか、銀のケーブルを4mとか当時は
安かったけどぜんぜん買えなくて、90年代に買った4芯の今はなき、
アクロテック6Nケーブルを大事に使っている。

アクロテックはオルトフォンよりもとにかく丸いので音を大きくしても疲れない。
日本家屋向き。

7Nのケーブルにするとキンキンする。8N、9Nと上げていくともっと高域が強くなる
銀も同じ評判だった。
でもあくまでCDのデータ上の話。

したがって、

6Nから7Nの丸い音のでるものでよい(十分)という認識。これもプレーヤー次第で変わるかもしれないが。


そう。

一番大事なこと。

プレーヤーが更新されたら、根底から音質など変わってしまうのだ。

今2014年です。

CDは1987年のフォーマットで更新されてない。

音の録音はよくなっているだろうけど、
hi8>DV>HDV>フルHD>メモリー422フォーマットハイビットレートHD>4K

という変化で言えば、大多数のものが、
hi8
のままなんです。


そんな中、ipodの登場で、mp3が流行った。


このmp3、質的にはとにかく悪い評判しか聞かない。

もうクソミソです。データ量が少ない、圧縮量が高い、だから音が悪い(はずだ)という話になる。


私映像を扱ってるからわかりますが、1080pフルHDの地上波デジタルの画質は
それほどよくない。
でもテレビを23インチくらいまで小さくすると、きれいになる。
50インチだと、解像度が目に見えて落ちる。

世界中に配信できるように、ビットレートを平均4mbps以下に落としているわけです。
それも間引きガンガンです。

DVテープのaviフォーマットって、640x480ですが24mbpsありました。
同じレートでエンコードしたミルキームービーのSDとHDを比べてください。
画質は同じでも、さてどっちが解像度高い?

今のフルハイは25mbpsで、50mbpsもありますが、これはおそらく4K用のレートでしょう。
(だから今の1080pフルハイを422 50mbpsでレコーディングするのはほとんど無意味と思っている)

ビットレートが小さかろうと、ピクセルのアップできれいに見えて、ピクセルを上げてもビットレートの間引き
技術如何で、きれいに見える、聞こえるわけですわ。


そう、2000年代のmp3はクソデータだったかも知れない。


今、ハイレゾを導入して、mp3はwaveを超えるフォーマットになりつつある。

それでいて、軽い。ituneで、ダウンロードで買う人が多い。

ケータイプレーヤーで、waveとmp3の違いがわかる人はいるだろうか?

いわゆるレコードとCDの切られたデータの差が気になって眠れない、に近いような人だ。


先ほど、7Nケーブルや銀のケーブルは高い、と書きました。

これがイヤホンならどうだろう?

高々1mもあれば十分である。


高級SPのユニットはどうだろう?

あれは音の大きさでサイズが決まっていると書いた。

小さいスピーカーは、小さい音が得意だ。

超高級Spメーカーが作るミニユニット、250万円もしないだろう。
ノーチラスは今原料高で一本500万、セットで1000万ぐらいになっていると聞いた。
ノーチラスはでかい音が鳴る。とにかく、でかい。

でかい部屋がないと、でかい音は聞けない。
ノーチラス、写真では小さく見えるが、実はとんでもなくでかいのだ。

最近日本人が貧しくなったのでノーチラスは輸出先からはずされたという。
バブルのころの日本人は昔の話、
世界に行くと日本人はみんな見るだけで首をうなだれて帰っていき、
意気軒昂な中国人が団体で買占めに来る。
中国人がどうこう、というより惨めな日本人は客とは認めない、と海外ブランドに思われていて悲しい。
国に帰ってくると中国のバブルはじけろ、とのろいをかけながら、
ネットで最安値を検索し、最安値のえさを食べ、スエットでスーパーに行く日本人が
先々不安で仕方がない。

AVもその最たるジャンルの時代になったと思うので何とかしたいと思っているのだが。

そんな話はどうでもいい


そのノーチラス系統の音質ユニットが一応、はいっている。

小さいからユニットの考え方もいろいろ出来るだろう。
材質もこだわれる。ちょっとしか使わないんだから。

いずれダイヤモンドを中に仕込んだ純金のイヤホンドライバーも出てくるかもしれない。
(今のB&Wのツイーターは工業用ダイヤモンドコーティング)

純金のケーブルを使った金のイヤホン、それでも20万円程度でしょう。
つーか工業用再生ゴールドで十分だし。

オーディオプレーヤーのデータ化は、それが500万円のシステムに取って代わる可能性を秘めている。
少なくとも、イヤホンなら、トランス増幅の必要はないのだから、アンプはほとんど不要だ。

DACからイヤホンドライバーまでの最短ユニットを組めるわけ。


オーディオの最高の姿、という都市伝説がある


銅よりも伝導が高くて高音質な素材は金しかない。

すべて金でオーディオを作ったらさぞかしいい音が出るだろう。これ以上の制振素材がないわけだから。
金のオーディオを金の配線で最短距離で結び、バッテリー駆動する。これぞ最高のオーディオ。

純金で、なおかつバッテリー駆動のオーディオが、最もノイズの影響が少ないと考えられていたが
誰も実行したものはいない。
CDの回転体を考えたら、見合わなかったから。

MP3ならどうだろう?

ipodnanoレベルの64gsdxcプレーヤーで、メモリのみ、音声はダウンロードで。
それをイヤホンで。

これなら、純金で作れる可能性がある。

最高の素材で、回転体がなく、ハイレゾ音源で、バッテリー駆動。しかも長時間。

これは大変なことじゃないか?
500万円どころか、1000万円使っても出来なかったことだ。
オーディオメーカーが全滅する可能性がある。

いや、日本のCDメーカーか。

mp3オンラインプレーヤーを、アンプにつなげればフルシステムでも聞ける。
今はドック付きコンポが主流だ。

それがどんどん浸透してくるのでは。

ドックなんて要らない。ワイヤレスLANが付いていて、ダウンロード通信か、SDXCあたりを
差し込むDACであればいいのだ。

ポータブルHDDサイズになってしまうのじゃないか。

やがて、アンプとSPがあれば、ドライバーは通信カードでOKになってしまうだろう。

アンプのバランス端子のサイズを満たす大きさがあればいいわけで。
それも短いほうがいいのだから、アンプの上にでもちょんと置いておかれるのかも知れない。

mp3フォーマットはどんどん進化できる可能性がある。
データが間引きされているからコピーにあまりうるさくない。

それこそjpgと一緒だ。

ここで気づいたでしょう。

waveファイルとmp3を比べて云々するのは、
aviとmpeg、bitmapとjpgを比べてよしあしを言うのと同じことだと。

フォーマットやソフトが進化すればbmpは重いだけなんですな。

mp3がCD化できられた可聴帯域の上下を入れたり、オリジナル音源を増幅してハイレゾ再エンコードされたら、
ウルサイ向きも黙るかもしれない。
それなら配信を使って、アーティストは自分で配信出来てしまうかもしれない。

その端緒が、イヤホンの進化かも知れないから、
プレーヤーを持っている人がいたら、ちょっと贅沢してみたらよいかもしれない。

年をとったら音も聞こえなくなってくるからね。

|

« PSD-01 HD updated om movie download(1080UP!) | トップページ | 発売予定の新作SMK05 »

お得情報」カテゴリの記事

コメント

こんな話好きです。広告料頼みの雑誌よりためになります

15年前位に知り合いのオーディオマニア曰く、お前みたいな素人は一ヶ月ぐらいの給料でオーディオを組んで部屋から椅子意外の物をぶち出せば良いって酔っ払いながら力説してのを思い出しましたw

なんか近頃進化が激しくて凄いことになってるんですね・・・

投稿: あさ | 2014年2月16日 (日) 20時57分

ありがとうございます。
2000年ごろは米軍の軍縮で軍需産業が街に最高の素材を安く放出し、為替も円高でPCもインターネットで
強烈に進化した、それこそ輸入オーディオの黄金期でした。(金は1200円/1g。今は4800円/1g)
ひとつ難点は、電気をバカみたいに食うオーディオが増えたこと。
マッキントッシュをまともに鳴らしたら、あっという間に電気代が8000円を超えた。
電気を食わないハイエンドを探すのに苦労しました。

そのころはオーディオファンも結構いたので、おっしゃるように六畳間に30万円のシステムか、
JBLの4344だけを目一杯押し込んで、サンスイあたりで組んだCDプレーヤーを前に正座して、
TVも追い出して直結音源だけで目をつぶって薄暗い中、音を分析しているのか音楽を楽しんでいるかわからない
変なマニアがたくさんいました(笑

部屋のもの全部出しても畳とカーペットではだめなんですけどね(笑
畳の防御法は、結局棚板を敷くしかないので自作したのですが、これはなかなか手放せない。
今は御影石がありますが。あれもいろいろややこしい。

2000年代まではシアターを組む物分りのよい人が自分で家を建てる時代だと思いますが、
2010年を過ぎてオーディオは携帯に移り、やっとフォーマットが変わりだしました。
私は家を建てるまで成り上がる前にCDの時代が終わりそうですこし冷静になれる気がします(苦笑


スピーカーは材質の木材がほとんど尽きたので、みんな工夫していると思います。
桜のスピーカーを贅沢に作るなんて、アヴァロンでしかできないのかもしれない。

CDメーカーやアンプメーカーは本当にやばいかもしれないですね。
デジタル音源ならPCメーカーのほうが上手に処理できるのだから。

実は私の家のオーディオは、CDがないのでずっと使わないままスタンバイしている状態です。
つなぐべき次世代のプレーヤーが出ていないので、
しょうがないのでイヤホンだけ買って、PCや携帯で聞いている日々なのです(悲

もうしばらくしたら、バランス端子をミニジャックに変換して鳴らしてみようかと思うのですが。

投稿: shiruou | 2014年2月17日 (月) 00時21分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« PSD-01 HD updated om movie download(1080UP!) | トップページ | 発売予定の新作SMK05 »