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2014年2月24日 (月)

オリンピックに見る格差の時代の形

実はオリンピック、ほとんど見てないんですよ。

インターネットでおせっかいにクドクド流れるから流れは見ていますが、
ミルキームービーやらコンテンツのことで、TVはとりため映画の消化でしかみてない。

あと、昔から不思議とメダル期待されてる競技を見てると、ドッチラケの結果に終わって時間の
無駄になるので、本当に見なくなった。だから野球も見ない。
イチロー見ようとしたら見てるときはその試合だけ打たないとか。

あとオリンピックは夏しか興味ない。株価と関連しているから。

たいていオリンピックの前にバブルがはじけて、涙目の中で開催となる。
冬はあまり関係なくて、どっちかというとワールドカップのほうが重要。

アテネオリンピックの前はロシア崩壊で通貨危機で涙目の中
北京オリンピックの前は2007通貨暴落で閉会後にリーマンショック
ロンドンオリンピックの前はリーマン余波巨大すぎの上にポンド100円落ち+ユーロ大暴落で涙目で開催

次のブラジルの時は新興国軒並み死亡涙目じゃないかと思いますが。

まあ単なる信仰ですから空売りして死んでも知りませんよ


それはおいといて

オリンピックで誰がメダルでなぜメダルが取れないかとか、
オリンピックにもメダルにもまったく縁がないどころか、
メダリストの知り合いもいない、対極にいるような私はそういう話には興味もなく。

ただ、メダルを量産する国というのがすごいと思うし、そういうのを見ていて、
格差の縮図が見えて仕方がない時がある。
そういうお話。


オリンピックでメダルが取れないのは報奨金や強化費が少ないからだ、と言われます。


はたしてそうでしょうか。


仮にそうであれば、なぜアメリカ一辺倒だった陸上で、今ジャマイカが強いのか。
アメリカの陸上費用はとんでもない額だったのに。英国やジャマイカが一位を争うように
なってきた。


テニスにしてもサッカーにしても、必ずしもお金がある国がトップかというとそうでもない。


大事なことは、トップになるような選手はそもそもの地力がぬきんでて違う

ろくに練習しないで走っても、ある程度のレベルに行けてしまう才能がある。
そこをコーチングで世界レベルに伸ばし、
さらに努力で世界一を争えるところに持っていく。

その結果、失いたくない栄誉と国が感じるから、報奨金や強化費になっていくのだと
思うわけです。
バスケはアメリカで巨大なビジネスになっていて、報奨金よりNBLのギャラのほうが高いと
思うくらいだから、まるきり格が違うかもしれないけど。

いったんそうなってしまえば、同じような人材が出てくるのだから、その人材が尽きない、
または移民権を使った人材の取り合いになるだけで、そういう才能を得た国の層が厚くなっていく。


逆にそういう栄誉を国として、もっていても仕方がない、もっとGDPや、経済力、
政治的に大変だ、という雰囲気の中では、オリンピックにお金を出そうという状況にはならないでしょう。
得てして左派が強くなるとオリンピックは無視されるけれど、
なぜか極左の共産圏にはると逆にオリンピック命になったり?

お金を出す国は、そんなこと言わなくてもお金を出すので、出せと言って出てくるわけではない
日本の精神で補う特殊性は、すこし問題だと思いますが、
”問題”はどの国にもあるわけで、貧しい国のビハインド問題が一番大きいでしょう。
それでも身体能力だけで、ろくにシューズもないアフリカの国がマラソンでどんどん出てくるわけで、
それを才能の違いというなら
金も銀も才能の違いになってしまう。

つまり、そもそも能力がある人々にお金を使って魔力を与えると、
誰もかなわない力を得る場合が多々ある。

いったんその力がレールに乗ってしまうと、トップと下位グループの格差は広がる一方で、
上位グループは天に昇っていき、下位グループは予選ですら勝負にならない、という
事態になります。
中間グループがすっぽり抜け落ちて、二等辺三角形ならぬ、⊥型になる。

今起こりつつある格差の時代は、こうなるんじゃないかと思うのです。
実際にアメリカでおこっているのが、これです。

一部の成功グループがさらに頑張り、政治にも影響力を持ち、身内を財務大臣にするなどの
力を得た結果、下位の貧困層はもはや99%が逆転もできないほどの格差になる。

ごく一部の才能あるものが、時たま抜け出る。彼らを上の層がヘッドハントするが、ごくごくまれな例で
ほとんどの中間層は容易な努力では這い上がれない状況になる。


そして、中間層や下位層に限って、文句を言い、呪いを吐き続けることになる。
政府が悪い、制度のせいだ、こんな制度だったらいいのに、
宝くじが当たれば一発逆転できるのに・・・
○○なら、○○だったら、いつかは○○、もし○○なら○○だったはずなのに・・・

ほとんど英語のIF文法の授業みたいな会話が出てくる。

上の層は政府や制度を標的にしておかないと困るので、黙って、シコシコと稼ぎ続ける。
いつの間にか上位層は隠れてしまう。
オリンピックとの違いはここですが。
というかオリンピックの金メダル陣は、この格差でいうと国家元首?
否応なく光が当たって毀誉褒貶の対象になる。

いわゆるこれがこれから起こる格差の姿ではないでしょうか。


金持ちは静かに、水面下に隠れていき、目立つ豪邸も持たず、
よくわからないけど余裕のある人、になってある区域にこもる。
一軒の豪邸より、いくつかのマンション(または国)の要塞を移り住みながら過ごす。

下の人は、まず制度のせいにしたら負けでしょう。

そして中間にいったん上がったら、とにかく輪をかけて努力しないといけない。

AV業界でよくあるのですが、金回りがよくなってくると途端にヤクザのような生活スタイルになる。
頻繁に車を買い替え、ゲームや時計やブランド品をおもちゃのようにちりばめ、
惜しげもなく買い替えたり、見せびらかしたり、ブログに乗せる、金額を自慢する。
あげく酒浸りになったり、女、ホスト浸りになったり、そうなると、凋落は遠くない。


女優なんかは、まさにその競争がもっともはげしくなる業界で、
なにしろ壊滅的に業界が売れなくなってくるので
上に上がるほどに勉強して、美容に、健康に、演技に努力をし続けないと、
惨憺たる未来が待っている。
容姿がすでにトップクラスなのに、さらに磨いていかないといけないわけです。


よく整形の話で整形だからダメ、という話が原理主義の人から出てきますが


そういう無知な人ほど今、整形という手段が大変多様化しているのを知らない。

脱毛や歯の矯正だって立派な整形になる。

瞼の切開はダメだけど、脱毛や歯の矯正は整形ではないからいいというのは
ダブルスタンダードで理屈にならない。


外傷がだめだというなら、虫歯の治療もだめだし、インプラントもダメだ。
今の美容整形は、どちらかというとPCのモディファイの領域に近いことが増えてきた。

メモリ4Gを16Gにして、OSをwindows8から8.1にアップデートしたら、それは改造なのか?

かつてのように鼻に異物を入れるとか、体の一部を置き換えるとか、
入れたら鼻を触れない、触ると変形してしまう、定期的に入れ替えないといけない

そういうのは、批判される整形かもしれない。


男だって脱毛できる時代だし、歯の治療もせず、フロスもしないで
ウンコのような悪臭を口から吐いている人に限って、他人に厳しい。
(30過ぎてフロスしないと本当にウンコのにおいが口からする)


美容整形のクーポンなど見てわかるけど、とにかく体を痛めつけない、整形というより
アンチエイジングみたいなアップグレード的な美容手法が増えてきた。


これからこういうのをどんどん研究して、勉強して、男も女もやっていかないとダメになるだろう。
海外ではすでに起こっているが、もう数年したらパイパン当たり前の時代になる。

次はメイクテクニックの時代。男はアスリート並みのボディメイキングの時代。

AV男優も、ホストスタイルが流行っていたころは茶髪ロンゲで日焼けしてればもてはやされたが
今は本当にモデルクラスの容姿、雰囲気に磨き上げていかないと、すぐ落とされてしまう。
何しろ顔は努力では手に入らない。若い人でいい顔の男は掃いて捨てるほどいるわけだから。

ネットの情報戦が原因だけど、これから上の人間はすぐに自己投資に回し、どんどん投資額を増やし、
上に行くほどに動いて、さらに上がっていく。
共通しているのは、クライアントやファンに期待されている自分をわかっているかどうかだ。

それがわからないと、すぐ夜郎自大になり、勘違い自慢を言い触らして回るか、
酒と女、クスリにおぼれ、没落する。そのサイクルが早くなる。

反対に下の人間はチャンスや外的な要因のせいにして、いつか動くといいながら
動かず、かといって夢をあきらめもせず、「隠れた才能を持った自分を認めぬ世の中が悪い」的過大評価して、
悶々として下位に甘んじ続ける。
おのれの能力も図らないまま、ひたすらに欲望のまま中途半端に
すがり続けて、さらに事態が悪化していく。

最初の一歩の時の格差は小さかったかもしれないけれど、
後になると超えようもない大きな差になってしまう。
これはもう語学がまさにそれ。誰でも一年でしゃべるというのは無理。
でも一年で学校も行かず日本語をペラペラになる外人が結構いる。
アラブ語を独学でスラスラ読む少女とかふつうに欧州にいる。
そんな怪物を見ると、日本の英語教育のせいでしゃべれない論がいかにも稚拙に見える。
彼ら怪物に共通しているのは、行動。どんどん動いて、どんどんしゃべって自分から国に行ったりする。

才能ってわかりやすいものはそんな感じ。

オリンピックを見ていると、それに加えて国家的に戦略を練って、
4年単位、8年単位の強化ストラテジーを練ってくる。
コンマ数秒の差だから、トップを維持するのは努力+才能になってくる。

ワールドカップもそうだけど、国ぐるみで才能ある人々を強化しまくっているのだから、
こういう層はなかなか破れない。


でもかならず隙(今回もありましたね)があって、そこに中間層として入り込めないと、ジャンプアップすることはできない。

だから、今ままでは中間層、というレベルに入れば、一応の住人として住民票が出され、上位層に認められたけれど、
これからは中間層にすら容易に入らせないので、中間層に入ることは、上位層に行くための
パスポートでしかないだろう。住民票ではないので、期限が来て住民票が取れなければ落とされるわけだ。

そのパスポートすら得られない人が激増する。


パスポートを得るにはどうすればいいのか、を考えなければいけない。


親が良いから上がれた、とか、環境がいいから上がれた、というのを当てにして
中間から上に上がっても、かならず壁に当たる

何もない、ゼロのところから急上昇してくる連中に、かならずショッキングな負け方をしてしまう。

結局、地力を早くから養うに越したことはないし

自分を冷静に分析して、何ができて、どれができないか、どれなら限界を超えてできるか、
それは自分だけの甘い思い込みではないのか
そんなことを確認し続けないと、とにかくまともに生きていくにも苦労する時代になるかもしれない。

日本の景気がこれからよくなったとき、どうするかを考えて戦略を練っておくべきかと思っています。


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