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2014年6月26日 (木)

対話を通じて己を知る

畑違いの人とずっといろいろな勉強をしていたのだが、
アダルトビデオというものをそもそも知らない人がいたので、
その対話を通していろいろな考えが出てきた。
一つはツイッターに見られるマイノリティーの発言力、
もう一つはもはや私のやっているAVはほかのAVとはそもそも何もかも違うので
ほかのAVと出来の優劣を競い合う段階ではなくなったということだ。

こういうとなにか偉そうだけれど、

要するにうちのAVと他者のAVを比べて、優れた劣ったという問題はどうでもいいことで、
むしろ私よりすぐれた作品があるとかないとかどうでもよくなってしまった。

どうぞおつくり下さいとか、
ファンの人があれやこれや持ってきてどう思いますかだの失礼な質問をされても
以前は他者の作品をどうも思わない、自分の好きな作品も借り物でしか表現できない失礼な人だなと
思っていたのが、
それはそれでいいんじゃない、くらいの、ノーコメントに近い状態になった。

というのも、いろいろな質問に答えてうちの仕事で私が何をやっているのか説明しているうちに
他社の仕事と比較して、あまりにも制作の占める範囲が狭いということに気付いたからだ。

もともとうちはチャップリン系のプレイヤーメーカーでそういう傾向が強かったのだけど
今やっている仕事の8割以上はプロデュース、マーケティング、広報戦略になってきた。

制作の手を抜くわけではないけれど、ネットの変化でここ数年、あまりにもDVD戦略が
破たんしたものだから、いろいろ探っているうちに
作る以前にやることが山のように出てきてしまい、
結局それらに合わせる形で、DVD+アルファを考えないと、
今後はやっていけないという状況に気付いたから。

今までのように、DVDできっちり製作費を回収して、そのキャッシュに胡坐をかいて
ネットや広報、雑誌付録などのものをただ同然で再利用的に提供する、という
システムは完全に破たんしている。

といってネットの状況はさっぱり芳しくないわけで、
ネットできちんと回収するにはさらにシビアに、というか
DVDとは正反対の方法などあたらしくやることが多いから

制作でいくら頑張ってDVDというプラットフォーム上でいくら「いいもの」とやらを作っても
あとがお粗末だと大赤字にしかならないということになっている。
少なくともうちの話であるけれど。

今はDVDで2~3時間、七変化シーンなどの旧式のプラットフォーム上で
どれほど頑張っても、プラットフォームそのものが古くなっているから
オワコン感覚が強くなるのだ。

いろいろ説明していて、自分でいかにおかしなことになっているか気付いてしまった。

今、うちは少なくともDVDのプラットフォーム上で良し悪しやハード性を競っている場合ではなく、
プロデューサーや広報や市場調査などのよりトリッキーな部分をいじくって自分の作風に
あうものにしていくことがたいへん大きな位置を占めている。
だから商品性を含めた総合力を上げていかなければならない状況だ。

国語だけ100点をとっても、ほかの4科目が50点なら意味がない世界になりつつある。
だから国語で100点を取ろうが90点を取ろうがそんなことで喜んでいる場合ではない。

それを再認識して、やはりうちは変わっとるなあ、と思った次第。


お客さんには嗜好が分かれるだろうけど、今までの延長線上でありうるであろう何か、よりも、
それらのツールを使っていかに先走りの出るパンチを考えるか、が今の
うちのテーマになっている。

ザーメンものなんて、もう新しいプレイをやるやらないで競う段階ではなくなったのかもしれない。

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コメント

いつもサイトの方拝見させて頂いております。コメントは多分初めてだと思いますが、少々気になったので
書き込みさせて頂きました。まぁ、戯言だと思って聞き流して頂ければ幸いです。
今思えば、ぶっかけマニアになるキッカケとして当時発売されていた、ギャルズシャワーという雑誌でミルキーキャットさんの存在を知りました。あの頃は今の様にネット環境も充実していなかったのもあり、ビデオ店に出向いては、パッケージを手に取り、隅々まで見て、それで尚且つ、自分の股間センサーに訴えるビデオを購入しておりました。そこで初めて購入したミルキー作品は、藍澤まおのザ顔射でした。発売、購入から随分時間が経過しておりますが、未だに見ております。
色々なメーカーの作品にもついつい手を出してしまいましたが、やはり私の中でミルキーキャットさんが最強ですね。その後に通販部に電話購入した小泉ゆりの作品は私の中の殿堂入りです!
ザーメン物と言ってもゴックンや顔射などなど好みは人それぞれですが、最近の他社作品(大変失礼ですが)は正直、何だかなぁな感があります。
私が思うに、ココに来る人達はやはりコアなザーメンユーザーだと思います。
時代の流れとかオワコンと言わずに、これからも頑張って頂けないでしょうか?
ファイ(φ)は縮小しても、残っているのは本気の人達だと思います。

投稿: アナログ式改 | 2014年6月27日 (金) 00時10分

ありがとうございます。
励みになります。

作る方として手を抜くわけではないのですが、
昔は昔、今は今という形を説明したかったのと

例えば、ミルキーよりもっとすごいものを(要するにシナリオや映像や
編集、女優など)作る人がいたとしても、まったくもって気にしている
場合ですらないということを書きたかったのです。

時代はまったく違うほうへどんどん進んでいて、みんな手探りで大変です。

撮影も
VHS時代 なるべく短く、ダビング代の節約のため60分作品が多い
DVD時代 長さに制限がなくなったのでなんでも取り入れて2hメインで長くなる
DVD時代後期 長ければ長いほど売れるというデータを基に、なんでも入れ込み
現在 ネットがメインになり、長さが関係ないが低価格化が加速してシーンから冗長な部分が廃されて予告編レベルの長さに

今はもっと進んでいます。

そういう意味では誰も見たことのない世界になるので
私自身は割とわくわくしています。

投稿: shiruou | 2014年6月27日 (金) 00時37分

フェラとゴックンに特化した「ごっくんトライアル」や「ザ・ワンパインターSP」を、また作って欲しいです。
桃井りんさんの「ごっくんトライアル」と「ザ・ワンパインターSP」が、とても良かったです。
ゴックンものの作品が好きで150本ぐらい持っていますが、あそこまで溜めさせて飲ませるのは
初めて見ました。興奮しました。

また作ることがあれば、みづなれいさんを起用して欲しいです。
ゴックンものの作品に結構でていて抵抗なく飲んでいますし、桃井りんさんと同じMで凄く可愛いので。

投稿: 金子 | 2014年6月27日 (金) 23時59分

ありがとうございます。
作りたいところですが、ワンパインターの新作は予算の都合でもう作ることができません。
1万円を超える価格のDVDやBDはもう1000枚も売れないので、やめざるを得ません。

投稿: shiruou | 2014年6月28日 (土) 05時33分

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