なるものの広告を発見。
その中身はワイン王子とかいわれる人なら勧めないと思う
ものばかり。いや、お客さんなら勧めますがね
先日本当にこういう感じの方にお会いしましたが、
芸能関係で、銀色の靴をお履きになり、ブラックカードでお支払い
そういう人はこういうワインはおそらく知らないと思われ・・・
と思っていたら、ああそうだ、来月はボジョレヌーボーなんだった
なんという壮大な釣り
「年収一千万以上」崇拝者の女性を釣ろうとしているということか
マンコ崇拝者を流出記事という名の広告で釣るということを
この業界もやりますが、裏で広告費が動くとこうも似てくるものか
と思います。
不動産や投信もそうか、メッキがついにはがれたか
汁王さん、ワインは好きですがボジョレはもう飲んでいません。
買う気も飲む気もありません
味の割りに高すぎるからです。
ボジョレを飲んでワインを語るなんていう恥ずかしいことは安い最初のころすこし
真似事をしましたが、明らかに無理なのですぐやめました
ルロワのボジョレ、5000円近いです。
同じメゾンのACブルなら長期熟成で4000円切ってます
どちらを選ぶのか、ブル好きは明らかでしょう。
メゾンルロワ
ドメーヌルロワ
ドメーヌドーヴネ
社長は同じと言われ、全部ルロワさんが作っていると広告されるが
実態はまったく違う。だいたいあのばあさん大事なとき以外は
殆どモナコから出てこないとか
そもそもこういうところがブルの難解さを示しているので
フランス人が敬遠する元でしょう。税金20%も30%も払って飲みたくない
ルロワだろうがなんだろうがボジョレは2000円以下であれば間違って
買ってもいいかなぐらいに思う程度です
ブルゴーニュにはこういう胡散臭いつながりワインが多すぎです。
クロードデュガみたいにメゾンルロワにジュブレを卸していたという
うわさは信じられますが、
ダニエルショパンとか、これはもう?なわけです
デュジャックはなかなかおいしかった。
DRCにもっとも近いというのは嘘ではないと思う。
醸造が同じであれば、あとは樽のチューン次第
ワインには樽屋さんというのがあります。
いくつかあるのですが、DRCがフランソワフレールを使うので
ここは結構有名。
焼き次第でいろいろ変わる上に、オーダーメイドしてくれるらしい
ドミニクローランなんかオークの森の地主で樽屋になってしまった。
ここまでくると材木商ですが、ワインに樽の香りをつけることの
是非がいろいろ出てくるわけで
(でも牛久のシャトーカミヤの地下には古樽でボルドーから樽買いした
ワインの熟成をしているわけで凡庸な味ですがそれなりの価格で売られている
一方玉村豊男さんのワイナリーは全部新樽でブルの作りそのまま
でも価格はカミヤのカベルネとほぼ同じ)
樽の味をつけすぎたら平凡なものも安くおいしく飲めるので、これは一理ある
しかし本流はピノについた土の香りを生かした延長でないと
と難しくなるのですが、その究極がDRCやドーヴネなので
やはり飲んでみるとよくわかる。
でも飲んでしまうと飲まなきゃわからないものをくどくど説明するのも
馬鹿らしいのでだんだん無口になります。
モータースポーツを楽しんでいる人がF1のストーブリーグに熱くならないのと似ているか
ここに薀蓄をつけてだらだらと講釈するのは無駄なことに時間を使うように
思えるので、まあ金持ちの趣味と言われてしまうのも仕方がないでしょう
やはり今年のボジョレも、試飲で済まそう(笑
最近のコメント