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2009年2月 2日 (月)

天地人を見ていて

まあ毎度毎度なのですが、今回は第三者の目から見たので

面白い話が

直江と織田信長があったとき、秀吉が忠告をするシーン

「わが殿のご機嫌損なえば命がいくつあっても足りぬ、すぐ戻られよ」

と来て、反対意見を述べたがためにほんとに殺されそうになる

似たようなことに何度かあります
命取られかねないこともありましたがさすがにここでは書けない

全盛期のエムズの松本さんがこの手の瞬間湯沸かし器で有名なんです

ひとにらみでたいていの人間は縮み上がる

ほんとに怒らすと何年かけても、何百万使ってでもライバルは買収か追い落とそうとする

対立したら相打ちで命捨てる覚悟で当たらないと事がうまく進まない

まあまさに織田信長な感じ。でも警察にはからっきし弱いのが面白いところ

シャトルさんとエムズさんは仲がよかった上にそもそもAV業界でないので

こんなところも共通していた

セルAV勃興時にまったくの外野から参入して独自の流通と商品を

作り上げたグループです。

目黒、恵比寿、渋谷を根城にしていたので白金グループと

私は呼んでいますが、このグループは織田家みたいな感じ。

空気がすべて

意に沿わない余計な一言を言うとその場の雰囲気が凍りつく

その瞬間凍りつかせた人間はクビが決定。

微妙な空気の変化で人間のクビが飛ぶ異様な集団です

人間味も何もあったもんじゃありません

気持ちを読む読まないが仕事につながるのですから

言葉の一瞬一瞬が真剣勝負なのです

自然無口になり、人の心を考えに考えてものを言うようになる

常に神経を研ぎ澄まして気持ちの読める人間でなければ生き残れない

そこでペーペーから始めて生き残ったのは山形健さんですが、

松本さんはさすがに苦手だったようです。

山科女運記なんかではかなり緊張していた

私はエムズの店舗からの腐れ縁なのでそれなりに慣れてはいたのですが・・・

ただこういう特殊な環境というのは普段存在しないでしょうから

よい経験になったのです

最近は掲示板でめちゃくちゃいう言って逃げが通用するので

おかしな人が増えてきた感じですが、相対して話をすると

特別な人間の持つオーラというのはものすごいのです。

信長や項羽というのはその頂点のような人だったのだと思います。

それを知らない、鈍感人が爆発的に増えている感がある。

相対しただけで涙が出てきたりする人間というのが現実にいる

そういう人間集団の中で仕事をして認められていく

そんな経験をすると、どんな仕事でも苦労を苦労と思わなくなります。

もちろん欠点もありまして、自分さえ崩れなければ

部下はいくらでも代わりがいる、という概念が基本ですから、

業績が下降し出すとたちまち団結が崩れて空中分解します

一人の天才がその他を金や利でなびかせ、

最後に情で身内をひいきして格差をつけるというシステムです。

これも織豊政権の特徴ですな

指導力や金がなくなったら身内でないものは子々孫々まで出世できない

徳川政権というのはその隙を突いたのですが、

最後はやはり身内を優遇してしまった、でも明治維新でも同じだし、

最近のキャリア官僚システム、二世政治家もそんな感じ。

これは日本特有の性格ですね

どういうグループも巨大になって安定すると

かならず身内を優遇して近くにすえる。

下降しだすとえこひいきが一気に加速して混乱する

次期社長の身内にどれほど早くなるかというのがリーダーに

なれないもののウデの見せ所となるわけです。

会社ではこんな人が増えすぎて、禿げたり、メタボったり、うつになったりしてしまう。

目標はいかに身内になって取り入るかという会社の業績とは

およそ関係ない政治になってしまう。ヒラにまでそれを強要するのがダメ会社。

それがいやならこういう一触即発の会社にいてみるのも面白いと思います。

会社でなければ自衛隊ですか

行く末は結局同じなわけですがライバルがすぐ消えるだけ

自分がリーダーになれるチャンスがある

一瞬一瞬が命のやり取りなわけですから辞めたとしても3年も続けば

人間が3周りぐらい大きくなること請け合いです。

こういう会社の社長さんから話を引き出せたら他の人間が20年逆立ちしても

得られない情報をたくさん教えてもらえる

凡人は恐れて控え黙っているだけ

あなたはどっち?

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