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2015年5月 8日 (金)

ライザップが売り上げ100億円!

ライザップが売り上げ100億円だという

事業開始3年で売上高100億円の達成見込み

毀誉褒貶が激しいのでネタついでにちょっとお話ししようかと

ライザップというシステムそのもはトータルワークアウト>吉川メソッド>ライザップという流れをくむものだと
思っています。

糖質制限と食事管理とパーソナルの筋力トレーニングをつまみ食いでTV+有名人で展開

トータルワークアウトはSODさんでやっていたソニンもやっていたし、
清原もやっていた(リバウンドすごいのはわかると思う)
この業界ではケンケンこと島袋先生がやっていた。

AV男優はふつうはゴールドジムで体を作るんだが、私は近所にゴールドがないもので
昔ワールドジムが中野坂上から撤退して以降ジムには行けてなかった。
最近は24hができたのでやっと行けるようになったのだが、ここでも問題が(後述)

ゴールドに通うのは昔はチョコさんから、しみけん、あとうちのもと社員とか
結構いますね。


で、ライザップ。

問題点はあちこちで指摘しているのでまあそういうことなんですが
みんな100億円というのにあまり注意を払ってないような。

要素は三つ

1:高い+芸能人ブランド化
2:アベノミクスで景気が上向いている(景気下降局面ではこの商売ダメ=吉川メソッド)
3:男女トレーナー指定可能なパーソナルトレーニング

1と2は仕方がないとして、問題は3。

この3が、ほかにまねできない。

それは、男性女性問わず、気兼ねなく思いきりフリーウエィトとバーベルと食事管理を徹底できる
スペースを提供している点。

24hもゴールドもどこもそうだけど、特にアメリカと比べて決定的に劣っていることがある。


バーベルの数が少なすぎて女性がウエィトルームに入れない雰囲気がある
パーソナルトレーナーのレベルが低すぎる


この二点。

特に日本の女性や、フィットネス初心者は臆病なので、バーベルを見ただけでムキムキになる!と
逃げ出すような感じだから

リバウンドのない切れた体を作るにはバーベルを使わないとほとんど不可能

という真実が伝わらない。

まあ知らない人が多いほうが占有できるのでいいのだけど、
にしても日本のジムにはバーベルが1システムしかないところがほとんどで
壁面を埋め尽くす数十台のバーベルとフリーウエィト、その隙間に展開するマシンウエィトという
アメリカのジムの風景とは全く違い、

壁面を埋め尽くすランニングマシンで延々走り続ける高齢者
ウエィトのないマシンを怪訝な顔で上げ下げする女性の数々
一番奥にいつもの男性が延々トレーニングするフリーウェイトルーム

というのが日本の風景になっている。

日本のジムというのは、ジムと言いながらただのリハビリ施設なんです。

ボディビルスタジオがどんどんつぶれていったので仕方がない部分ですが。


ここでお気づきの方。


そうです。


ライザップというのは名前を変えた個人用ボディビルジムです(笑


上のリハビリ施設からランニングマシンと効かないマシンウェイトを全部取っ払って
デカイお兄さんのいないフリーウェイトで扱い方を(異性が)教えてくれる
食事内容も、トレーニング内容もボディビルの”減量”とほぼ同じ。
違うのは異性トレーナーと”二か月”という期間です。

実は三か月でないとちゃんとできないんですが、日本人に三か月集中させるのは
営業利益上も文化上も無理と判断したのでしょう。

スタローンが観客が集中できるのは10分と決めて、10分以上のクライマックスを作らないのと似ています。

三か月かけると人によってはかなり筋肉のカットが出てきます。
これをみてムキムキ嫌悪症候群の女性が卒倒したらたまらない。

またリピートで戻ってこれるようにこの期間と決めて、いわゆるプロのトレーナーがみるとこの二か月に
理論的に引っかかる人が多いです。


だから私いわく

ライザップはムキムキ恐怖症の日本人に合わせたライトボディビルスタジオ(ただし減量特化型)

となります。


アメリカ人がみたら腹を抱えて笑うでしょうが、向こうは20そこそこの娘から50超えたおばさんまで
ムキムキTバックでコンテストでるところまで文化が進んでいるので
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若い人もこんな感じで毎日の体の調子をiphoneで撮りまくるのでネタに事欠かない(笑


スタジオの規模やスタイル、そして思想もすべて違うから日本人にもアメリカ人にも
お互いが理解できないでしょう。

大体ウエィト一つとっても占有が長すぎるとしょっちゅういさかいがおきているぐらいで
2時間3時間延々やるのが当然みたいな人が多いから、トレーニング方法自体も
わかってやっている人はほとんどいないのが実情です。

あんなの45分以内で終わらせないと全然意味ないですわ。つか時間の無駄。


あとパーソナルトレーナー。
日本のフィットネスにいるトレーナーさんはどっちかというと高齢者向けで
体作りを目的としてないようです。
その証拠にジムでパーソナルやってるおばさん、二か月くらいやってるが体は変わらず
世間話しかしてない(笑


海外だとオンラインコーチが盛んになってきています。
こんな感じでトレーニングテキストだけ売ってたり

メールでやり取りしてトレーニングの状況をみる、から個別指導までいろいろあります。

日本だと昔ワールドジムでボディビルダーの人がきてちょっとやり取りした、とかありましたが、
文化が未発達でうまくイメージングできなかったようですね。

今はこういう人がコーチングの成果を画面で見せるから、
なりたいからだの人を見つけて3か月モチベ保っていれば
結構体を作れます。

でも日本ではまだまだ女性は鮎のような凹凸のないなめらかな体
男性はジャニーズ系の(ベトナム難民と私は言ってますが)ガリガリマッチョ?がよいとされているので
たとえアメリカ人がこれを中国の纏足や辮髪のようなものと言って笑おうが、
当の日本人は心理的心酔状態にあってこれを変えるのは無謀というものです。

いわく、他人の考えを変えるのはほとんど不可能だが自分を変えるのはたやすい。
それがライザップ。

女性はほぼ9割が体重の減った増えたをダイエットを思っているし
そもそもダイエットとフィットネスの区別もあまりついていない。

ダイエットというのは減量のほうで、体重がへればダイエットいうわけでなく
肥満の治療だとおもうぐらいがいいので

多く一般の人が思っているダイエットは、要はフィットネスの入り口をウロウロしているだけの代物です。

ジョギング、マラソン、山登り、ジムワーク、etc

そこに正面から、「体のライン作りはボディビルの要素を入れないとダメ」、と言っても拒否されるだけでして。

ライザップはボディビルという名前とイメージを変えて女性やおじさんにアベノミクスの余波をかって
浸透させたということです。
つまり、日本人にいくらあなたの体つくりはおかしい、と言ってもダメで、
体作りがおかしい部分には触らないで、自分のイメージを巧妙に変えたということです。
日本人に正面から西洋風ボディメイクを浸透させようとしても信念を変えることはできないので
ライザップに対抗するような商法はほとんどうまくいかないでしょう。


つーわけでライザップ行かなくても普通にボディビルダーの人の
オンライントレーニングを頼んでボディビルワークをすれば
誰でもライザップの効果をより簡単に安く手に入れることができます。
リバウンドもそれほどないでしょう。

これは本当です。

日本人のボディビル恐怖症をうまく乗りこなせたというところでしょうか。


でも肝心の、女性でも気軽に出入りで来て占有が可能なバーベルウエィトを置いたジムが
日本に存在しない

この動画とか、背景にフリーウエィトがいっぱいあるのがフィットネスジムの風景ですな。

この点では日本はまだ文化的にも設備的にも90年代のアメリカの
エアロビスタジオ+マシンジムあたりにいるものと推測されます。

そういうわけで自分用にバーベルセット5台買って女性男性可能なジムを作ろうかなと思ったんですが・・・

誰か一緒にやりませんか(笑

AV女優のトレーニング専門とか(笑


加圧とかサプリとかも、日本は笑い話のようなことが起こっていて、でも真実はネットになかなか
出ないのが面白いとこです。

ネットに書かれないことが真実、という時代がすぐそこに来ているのかも。

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