新作の他流通のネット販売について

たまにamazonで予約できませんかと問い合わせがあるので
お答えしますと、
昨今のアダルトDVDについてのもめごとが流通にどこまで影響するのか読めないので、
新作の他社ネット流通ではしばらく販売を見合わせます。

ブルーレイについてはそもそも在庫がないうえに、amazonとかは注文が入ってないのに
見込みでシステムが自動発注をかけるので
他流通への商品供給が縛られてしまう上に、
一方的に販売ページを削除されたりすると、半年とかその商品売れないまま帰ってこないので
在庫の管理ができなくなってしまいます。

一生懸命生産して、少ない在庫をやりくりしているのに、
勝手に販売終了されて忘れたころに商品が大量に返却されると
めちゃくちゃになってしまうためです。

なくても在庫ありといったり、あっても在庫なしと書いてあったり、かなりシステムと実際のページ表記に
開きがありますよ。

それに輪をかけてAV女優の人権問題から、果たして世に流通しているアダルトビデオはすべて
適正に販売できるものであるのか？

といういまさら意見の魔女狩りが始まったので、
一体いつどういう理由で、誰がザーメンもの、というかどのメーカーのどの商品を虐待とかレイプとか、
販売にふさわしくないビデオ、と認定するかわからない状態になりました。

せっかくページ作っても、削除されるんじゃしょうがないし
お客さんも予約したものが急に入手できなくなりました、となっても困るでしょう。

もはやレイプがどうとか、野外がどうとか、内容なんてなんでもいいんです。

”販売にふさわしくないものは自主規制で下げました”

と言えれば流通は責任ありません、ちゃんとやってますから（うちだけは許して）
という状況になりつつあります。

作品も見てないし調査もしない、あくまで”担当者らしき人間の主観でよくない”と思われたら削除の
可能性が大きい。理屈もないし、なにかガイドラインがあるわけでない。
正直ものすごく身勝手で非論理的だし、メーカー側を色眼鏡でレイプしているといわれてもしょうがない。
アダルトを散々売ってきておきながらこれですから、信用なりません。

お客様にとって世界一やさしい会社、の実態です。

そのやさしさの裏で誰が犠牲を払っているか。
amazonは公正取引委員会がらみ、DMMは派遣法のからみです。
そういえば米国では労働者を奴隷扱いしているといわれていたなぁ。

まーそんな自分勝手な規制をしても、しょせんポーズだったろ、
肝心なドル箱は放置していたろ！といわれて
慌てふためいているのが今の姿かもしれない。

なので大手流通に依存したネット販売は状況が安定するまでしばらく見合わせます。

お手数ですがうちの通販部でご購入下さい。

まあまあ7タイトルの在庫を作るだけで大変なので、
今は28日のイベントと通販部予約分、店舗流通分の在庫生産に集中します。

というのはうちのDVD、今はプレスのみ機械生産で、あとは社内での手生産に転換したので
業者に委託していないのです。
ブルーレイも機械生産はしていません。

うちのDVDとブルーレイ仕上げは日本製のハンドメイドですよ（笑

つまり全国に委託するDVDですらもはや生産量として400～500枚くらいしか作ってないのです。
流通在庫含めそれで融通できているんだから、DVDだけのための撮影や、2980円とか無理です。
仁美まどかの汁の女王やDMC29が売れたといっても追加生産はしてないので
初回生産分で間に合っています。
これがなくなるころにはスタンパーも廃棄されて追加生産はできなくなるので
どんなに売れても今うちのDVDは初版で終了です。

DVD業界は緩やかな死を迎えるといわれているが、もう死んでいるかもしれない・・・
少なくともうちは、DVD+BD+会員サイトで持っていて、サイト向けのコンテンツをどんどん増やしています。
そっちの売り上げが上がっているということです。
ミルキーダウンロードにもフルHDのオリジナルコンテンツ+メイキングのダウンロードが
メインになる日も近いのかも。

他はよく知りませんが、お店からわりと評判の良いとうわさされるうちがこれだから、
ディスクメインのメーカーさんは一体どうなっているのか、謎が多い。

DVDやメディアの状況は、今のところ好転する気配がなさそうです。

ネットシフトは決済止められたら詰むのでこれはこれでリスクが高い。
改正風営法届出済み＝安全保障では全くない。

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