コーヒーの話

制作やらモザイクやらで忙しくて全然新作の準備が進まない。
やる気にならないといったほうがいいか。
DVDで出すことの意味がどんどん薄らいでいるように感じるのだ。

新作は出せるし増やせる見通しが立ったのだが、
どのような形でリリースするのがよいのか？という判断が難しくなった。
DMCは11月？その前に腐ったザーメンでも出してみる？間に合わないか。

miyabi曰く、HDTは在庫がはけない割に値段が見合わないから管理が大変で、
イベントやらないなら気が進まないそうです。
ほしい方はコメント残していただければ。

しかしながら価格変えるために品番新しく作るのはもっと面倒くさい。
以前作った限定BDはすべて廃棄しないと手仕分けで混ざってしまう可能性がある

いろいろ考え出すとまとまらないのでなにもしないでいたら
半額で買ったやたら高い粉コーヒーが出てきたので飲んでみた。

やはり市販の粉コーヒーはおいしくない。

おいしいのは最初の2ドリップくらいか。

粉にして4回も濃さが持てばいいほうなので、100g袋を自分で挽いて25gか30g単位で量って
淹れているのだけど、面倒くさいわりにおいしいのは最初だけで
どんどん薄くなるので飽きてしまう。

件の高級粉コーヒーもあと3割ほど残っているが、もううすうすなのでインスタントコーヒー
混ぜてしまった。

インスタントコーヒーはネスカフェのプレジデントが一番と思っていたのだけど、
一味足りないわりに高くなってしまった。

ここ15年はトロワグロのインスタントコーヒーにお世話になっている。

もしかしたらこれは世界一おいしいインスタントコーヒーではないかと思っている。
2008年ごろに100gが90gに減らされてしまったのだが・・・

冬になるときとか、考え事が多い時は自分で挽いて飲むことが多いが

半分以上はトロワグロの出番で、これを旅行先にも持っていく。
フランスにも持って行って飲んでいる。

これにコントレックスを使うと大変おいしい。

すなわちフランスとかイギリスの水で飲んだら大変おいしいわけだ。

ここまで読んで私のコーヒーの好みがわかった人はすごい。

まあドロドロニガニガのコーヒーが好きなわけです。

フランスのエスプレッソがそんな感じなのだが、最近はちょっと薄いほうがよくなった。

なのでトロワグロのインスタントをドロドロで飲むのがちょうどよい。

ドリップでここまで濃く入れるのは難しい。
知っている限り二種類でしかできない。
しょうがないのでジョイフル本田で焙煎してもらった豆を、ちょっとずつ飲んでいるのだが
一つは高くなりすぎて手が出ない。

高いんならトロワグロのインスタントがレギュラーで出番となる。

原点はダイエットでウーロン茶がはやったころに始まったもので、
なんでも濃く入れる黒ウーロン茶ばかり飲んでいたらやせないまま便秘体質になってしまった。
ために今は鉄観音や凍頂ウーロン茶の白ウーロンしか飲まない。

フランスに行ったころに今ではスタバとかターリーでやっているが
業務用マシンコーヒーを飲んで、あの濃さがいいなと思ってしまった。

以来濃いコーヒーばかり飲んでいる。
基本はフレンチローストで、アメリカのコーヒーは白湯としか思わない。
あれは飲み物でないと思ってしまう。

したがってスタバもブルボトもターリーズもコーヒーとは思わない。
飲んだら家で飲みなおす。

日本の喫茶店のコーヒーもいまいち。

まあ飲めるのがフレンチレストランのコーヒーだけ。
大体はだめだけど、やはりおいしいところはおいしい。
こういうところに気を抜かない。

新宿だとバスタのロブションならたぶん大丈夫だろうか？
通るだけで行ったことないけど。

ただし

私と同じ趣味の人なんていないしまねしないほうがいい。
これはものすごく間違っているかもしれないことだから。

イギリス人やフランス人と交流するようになって、
現地の町や地方のそれぞれの食べ方や飲み方を知るようになり
言葉がしゃべれないとわからないパーティのルールとか、いろいろ風習を知る機会が増えた。

今もやっている私の飲み方はまったくもってフランスはじめ欧州スタイルではないことがわかった。

たぶん彼らには飲めない。

もしかしたら濃さだけは同じかもしれない。

彼らは濃く入れたコーヒーに大量の砂糖とミルクを入れ、苦さを消して甘々ミルクコーヒーにして飲むのだ。

あえて言えばこれに生クリームをぼてっと乗っけるのが英国である。
万平ホテルのジョンレノンのコーヒー。

なので英国人もフランス人も、私のコーヒーを見たらびっくり仰天である。
よくこれが飲めるな！という感じ。

さらに悪いことに、フランスでは今はコーヒーといったらネスプレッソになった。

自分好みの味では飲めない。全部ネッスルのカートリッジの選択式である。

いわゆるデカダンスな70年代とか80年代のあの格式ばった汚いカフェはもうなくて

みんなホテルの部屋でおんなじ味のインスタントでうすうすネスプレッソに甘々砂糖ミルク、が
今のフランスのコーヒーになってしまった。

ものすごい変化である。PS2のゲームが突然スマホのポケモンGOに変わったぐらい変わってしまった。
カフェのコーヒーもだんだん薄くなっている気がする。
デキャフェインもすでにメジャーである。

ｴｽﾌﾟﾚｯｿをダブルで頼んだほうがいいのだろうか？

旅のともにトロワグロのコーヒーを持っていったら、向こうの友達に笑われた。

でもおいしいんだからしょうがない。

そんなわけで間違っているかもしれないコーヒーをブラックで飲んでいる日々なのだ。
しかしトロワグロのコーヒーを飲むと通じがよくなるようで、
よくウンコ待ちをしている。

コーヒー浣腸というおかしな健康法があるが、あれはインスタントはだめらしい。

私にしたらどっちもダメで
女に舐めてもらったほうがよっぽどいい。

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