デジタルレートで最適なものmp3と,2K,4K,8K mp4

前回お話して音楽はmp3　256kbpsにそろそろ固まってきたが
動画のレートはmp4であっても5mbpsから100mbpsまで常に変動している、という複雑な部分の続きです。

業務用では2K、4Kでも100mbpsというのがあります。
4：4：4というやつですね。
これは実はカメラが小型だとあまり意味ないです。
レートを上げる理由は画質でなく画像サイズのほうが必須で
実際画像サイズがでかいものをレートを上げたら目で見てわかるほど効いているから。

動画はこうやって今もどんどんレートが上がっています。
（なので8Kは非現実的と私は思うのだけどメーカーはやってますね）

mp4は100mbps以上のレートでも耐えられるようです。
（4K-150mbpsまであり）
jpgのように固定拡張子になってくれるといいのですが。

なので8Kの100mbpsはわかりますが、2Kで100mbpsはあまり意味ないということになります。

2Kでやたらと高レートを要求されてもあるところから意味がなくなるということです。

2Kのmp4なら、10~15mbpsでTV試聴では無理がないレベルと思います。
地上デジタルが3mbps～8mbps無線ストリーミング
BSデジタルが8～15mbps無線ストリーミングなので
BShiを見ていればきれいだし、ビジネスサテライトは地デジよりBSのほうが
女性アナウンサーのいろんなところがよく見えますね。
配信が止まらないのは帯域をTV局が独占しているからと思いますが。

これをインターネット配信でやると全世界回線オープンなので
TVのようにはいきません。
2Gとか4GとかのファイルのDLも取り回しが大変です。
ご希望なら作ってもいいのですが、クレームも増えてしまうでしょう。
今のモバイルだと5mbpsぐらいがいいのかな、と思われます。

動画は可変レートエンコができるので、平均5mbps最大10mbpsでもいいでしょう。
ただやってみたら平均値のほうが優先されていて、実感わかないですが・・・

音楽のmp3と動画のmp4は考え方としては似通っています。

事実としては、音楽のCD音源のハイレゾは2KHDに100mbps割り振るようなもので
あまり意味がないということです。
あ、言ってしまった！

それでフォーマットがまだ揺れ動くかもしれないので、FLACにするためにCDを買ってみたと。

実はまだカートに入れっぱなしなのですが、アーティストが直接配信している
24bitFLACというのがあります。

これサンプルで一つもらったのですが、全周波数が入っているのでCDと全然違います。
リマスターとかそういうレベルでないです。

円高になったら買おうかとおもって待っているのですが最近動かないんでカートに入れっぱなし（笑

24bitがいいかどうかわかりませんが、スタジオ音源のそのまま出しというのがいいですね。
これはハイレゾ以上に効いています。

オーディオやっているかたはご存知と思いますが、動画と違ってCDの音源は
メディアにする（オーサリング？）際に上と下の周波数を切っているので、
ドンシャリになります。最近のはそうでもないと思いますが

CDにするために一回音源をデジタルエンコードして、CD、mp3、ハイレゾとやるんであれば
周波数ないので音に違いが出ることはほとんどないでしょう。

この規格つくったのはカラヤン大先生なので、しょうがないところですが
音楽はそろそろアーティストのスタジオフォーマット配信になっていくのではと思います。
レートは256kbpsでいいのでamazonやituneで24bit　Studio　Quality
というのがでたらそれが一番いい音、というか音楽試聴の概念がまるきり変わるものが聴けます。
レコードともCDともハイレゾとも違う、あらゆる音が24bitサンプリングリミックスで。

電子デバイス音響なら今までできなかった低音周波数や高音周波数も出せるかもしれない。
あまり広いと音圧で疲れるけれど・・・

そうでない限り、amazonのmp3ストアが大きく伸びていくことはないでしょう。
音楽についてはでかくても1Gないんで、こういう風に商品化の拡張性というか、
伸びしろがいっぱいあります。

動画ダウンロードに関して言うと、ファイル容量2Gを超えるファイルの配信は今問題が大きすぎて、
あと10年くらいかかると思います。
とにかくダウンロードできない高画質や価格以上に鯖代払って実装しても意味がないので。
会員領域を作ればいいですが・・・
またサーバーを別に借りることになりますし、どっちがいいのかわからないとも
いわれるでしょう。

インターネットの接続速度が今の光の100bps、実際15~30mbpsというのでは話にならないので
最低でも50mbpsのダウンロード保証をサーバーからやってくれないと厳しい。

これは日本のあらゆる回線が対象になります。
お客さんのダウンロードが早くても、サーバー側が帯域オーバーすると
一緒なので。

サーバー屋さんがもっている光回線帯域を今の100倍以上、お客さんの回線を今の10倍にして、
無線もそれぐらいにしないと、動画の配信は止まりがちになります。
海外のサーバーも同じです。だから海外のコンテンツは止まりがちになります。
うちにアクセスしてくる海外のお客さんの再生を止めないためにも、
レートを無制限に上げられないという事情はこういうわけです。

もうベストエフォート（努力目標）100mbps帯域保証というのは詐欺だろうとみんな気づいているのに
いまだにやっています。込み合ったら2mbpsもでてないのですから。

2025ごろまで待たないとこのへん厳しい。

SD画質についてはもとの素材が480ｘ640なので、うちでハイレゾに上げることができます。
SDを1080ｘ1920にアプデしているのはモバイルでも見れるようにしたからです。
4：3のモニタが消えたというのもありますが。

なのでZGDやDMC18、19などのコンテンツはすでにきれいなはずです。
もっときれいにするにはエンコードソフトのアップデートが必要になるので
うちではどうにもできない。
まめに探してますが・・・

そういうわけで、将来TVはほぼ絶滅してメインは据え置いて無線か有線でネットにつなぐだけのTVができて
スマホやスマホのようなガラス板のリモコンでTVを操作し、番組中にCMを流すのではなく
もっと巧妙にCMを流せるようになったyoutubeやamazonやnetflixを
試聴することになると思いますが、ネット環境をもっと早くする必要があるので
今しばし時間がかかると思います。

ミルキームービーのダウンロードや会員エリアについては無線環境で
十分利用できるようになるでしょう。
そこまで無理がなくなって来たら、もっとレートを上げてオリジナル配信もできるかと思います。

DVDはそのときあるかどうかわかりませんが、例のクソ問屋の尻ぬぐいで
店舗さんの契約が残ってしまっているので、
メーカーとしては一応責任を持たなければいけない。

なので店舗が全滅するか、大幅に販売構造が変わらない限り、DVDは作ることになってしまうのが
スムースに移行できない点です。

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