海賊版削除サービス更新とモザイク撤廃について

違法動画削除の要件を更新しました。
価格について、もう最近かわいそうなので
値引きしたり、一律同じ価格でやっていたので
価格を表記しました。

違法動画削除サービスはこちら

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いつなくなるかわからないのでBlu-rayをお勧めします。
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うちのサービスは違法動画、つまり海外のxvideosなどの著作権を無視した
コンテンツの削除代行なのですが、

ご存知の通り人権団体が昨年からAV作品販売停止を女優に可能にする
窓口を設置しました。

これ自体は別にどうでもいいのですが、

この削除というのはあくまで国内正規販売業者に対して
法律や規制を適用するものです。
そしてもちろん日本語で、日本の手続きです。

しかし海外の違法動画配信については、高度な英語の知識、
そしてもとの販売ページが必要になります。

これがないと削除に応じる可能性が著しく低くなります。

それは、正規で販売されていることの証明ができないのですから、
著作権者が申し立てても無視されます。

海外アップローダーは泣いて喜び、
国内有名サイトから削除されたと鬼の首取って安心しきっていた
女優さんたちは、海外サイトで無数に配信されている
自分のコピーにある日突然気づいてなすすべがないわけです。

いったんこうなると、もとのメーカーページがないために全部確認しないと
委任するわけにいかなくなります。

根本の問題は、国内AVサイトがむやみに販売競争に走り流通独占、
規制団体までも資本を注入して意のままにするような帝国主義に走った結果、
知名度がありすぎるサイトになってしまい、
老若男女いつでもだれでも見れることになってしまった。

モデルプロダクションが無修正サイトに無条件で女優を供給し続けた

隠れておとなしくやってりゃいいのにこのザマです。
何十回も警告しましたが。
ダクションにも警察問題になると、警告しましたが
無視されました。（担当マネージャーは賢く退職しましたが）

削除できるようになったとはいえ
日本語しかわからない、海外の違法状況もわからない日本の
人権機関とやらが、（カリビアンコムの存在に気づくまで16年かかったとか（笑））
日本のAVだけを袋叩きにした結果、海外が放置されるという
愚かしくも笑えない事態が起こりつつあります。

この被害は当然ですが当事者の女優本人がもっとも被害をこうむります。

ヒステリーを起こして、頭のいい人々の道具にされないように
よく考えてから行動をして、
本来の目的はコンテンツの（自分の目に見える範囲内からの）削除なのか
知らない間に世界中に無法でばらまかれることなのか

どちらかをよく理解しないといけないと思います。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

今私自身は、インターネットでAVがどんどん巨大になってビジネスをDVDから
オンラインにシフトしていくことに、どうも違和感があります。

巨大になる大義がないのに、このまま生き延びれば妙に目立ってしまう羽目になるからです。

twitterを見れば海外の”優良”ポルノのサンプル動画が大量に目に入ります。
それ自体はいいと思います。
いいプレイをしていると思いますし
うちよりすごいフィジカルの女優、プレイがたくさんあって私は好きです。
私にはもう言語の壁もないのでなんでもわかります。
海外の女優ともいろいろ知り合えました。
（ただし100万くらいかけて呼んでまでモ有で撮影する予算も必要性もないだけで）

ただ、いいプレイを見れば見るほど、
私にも拮抗するものが作れると思うほど

それで世界進出して何かいいことがあるのか
日本政府にとって庇護したり、振興する理由があるのか
といったことを考えてしまうのです。

正直な話、世界とやりあってアダルト映像コンテンツがこの先生き残っていくには
モザイクを外さなければならないと思っています。
男性器だけでも、外すべきでしょう。

女性器だけのモザイクであれば、性行為は見えませんから。

でも業界の人はいまだかつて正面からこの行動を実行していません。
警察機構の誰に掛け合えばいいのか、私も知りませんが。

モザイクを外す、という話を社会運動、制度変更として正面切って考えた人はほとんどいません。
たぶんまじめに考えているとしたら、私だけでしょう。
お客さんが思いつくような簡単なことではないので、
ちょっとお話ししましょう。

規制を変えるというのは法務、国際関係、政治、経済、そのほかいろいろな
行動が必要になります。
産業の根本になっている規制であればなおさらです。
”なんとなくそう思った”では死屍累々となるのが、規制緩和です。

正面から実行するにはそうとうな理由が必要です。

AVをグローバル化しなければいけない、競争に生き残って
世界に冠たるJAV、世界ポルノオリンピックで優勝とか
AVNでランキングされるとか

まあAVNならそれなりにいいでしょうが、
正直日本の女優陣にAVNでレッドカーペット歩くだけの自覚と力量があるわけでない。
制作にそこまでの語学力も広告力もない、法務力もない
（日本の制作会社が米国にいっていつものAVを撮影するだけで
FBIに拘束されて生涯入国拒否になります）

あのレベルはとんでもなく高いわけで、日本AVがモザイク外したからといって
すぐランクされるようなレベルではない。

それでさえ、そこに日本AVを売り込んでいく必要が現状の
規制を緩和してまであるのか？という疑問にぶち当たってしまいます。

私がAV業界に入ってから以来の壮大なジレンマです。
「良質なAVを作ろうとすればするほど、国家の希望、規制に反するような
ものにならざるを得ない」

というやつです。

だから隠れてやっているわけですが
ネット世界ではなかなか隠れられなくなったのが、
この違法UP素材を見ていてわかるのです。
世界中にJAVが拡散しています。

人気があると、政府は困るでしょう。

国連総会で”日本のお家芸ブッカケポルノ！Bukkake! Bukkake”なんてどの総理も言われたくないはずです。

どの国も、同じジレンマを抱えていると思います。
EUはポルノ規制が厳しく、かなりつぶれています。
スペインからハンガリー、チェコに移動した制作が
頑張っているようですが、すでに知られ始めているため
東欧が規制すると終わるでしょう。
東欧はユーロに加盟したがっていましたが、昨今の事情で
すこし猶予があるようです。
外貨獲得手段として、背に腹は代えられないのでしょう。

米国ではすでに大人数物はほとんど死滅していて
ルーチンワークでおなじみのメーカーが同じことをやっているだけです。

トランプ規制というか、あの人は突然やりだすので、正直カリフォルニアの
AV産業はいまだに大混乱といっていいぐらいの状況です。
さらに定期的にエイズ問題が出て制作がストップしたりします。

アジアでは、日本以外の国ではポルノ映像産業は厳しい規制に置かれています。
中国やタイなど一部の国では、売春は行われていますが、
映像販売は、厳禁です。
彼らは主にxvideosなど無料サイトを利用しています。
まだ”マニア物”が理解できるとこまで来ていません。

消去法で行くと、ポルノ、ましてハードコアAVになると、
あんまり選択肢はない状況です。
しかし、有名になったり、巨大産業になっても
かえって困ります。吉原の様に見えないとこでこっそりやってるわけでない。
規制緩和するうまみがない。

だからモザイクを外す、という具体的行動について、私はその目的にジレンマを抱えています。
業界全体が警察の規制に従順なのも、根っこにはこれがあります。
外してどうするの？世界No1ポルノ立国になるの？ポルノ省作ってポルノ大臣ができるわけ？

国ごとにポルノコンテンツへのインターネットアクセスを禁止するような
世界になった時にもしかしたら規制が変わるか、

あるいは世界が大恐慌や戦乱で制度が崩壊してしまったとき
風俗倫理の再構築が行われる、その時に規制が変わる可能性がありますが

今のところ世界がインターネットでつながれる傾向は強まるばかりで、
この中でポルノ産業が伸びても気にならない、という国以外は、
いずれ規制が強くなるでしょう。そんな国はないです。
誇りのない国は存在しない。
ジレンマです。

世界見渡してもポルノのある分野が伸びるときというのは、5年から7年がいいところで、
そのあと一気に規制されて下火になります。
要するに”ばい菌”みたいなものに思われています。
規制というのは、消毒です。

世間様に自慢できるような仕事にはなりえないのに
世界で自慢するわけにはいかない。
このままビジネスとして大きくならないようにしつつ
でも規制は緩和して、世界で有名になっていくような
そんな産業に果たしてできるのか？
そんな産業の根本ジレンマを解決しないと、

今後のAV業界は縮小して大量離職するばかりで、先へは進めないと思います。
だから今後のAV産業は人口減少の影響を克服できず、伸びていくとは思えないわけです。

モザイクを外して世界に産業としてよく思われる理由があれば、
多くの業界人が規制緩和運動をするでしょう。

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